ルビー サファイア エメラルド 高い順

宝石といえば購入するときは高価だったのに、いざ売却しようとすると安い価格になってしまうというケースは少なくありません。これは、中古品市場が成熟されてきたことで宝石自体の価格が下がり、購入時よりも買取価格が低くなったことが考えられます。インターネット普及前、一般人は宝石の情報を調べることが難しく、各宝石の相場を知らない人が多かったこともあり、買取店で提示されていた金額で売却を行っていたことも大きく関係しています。

しかし現在は誰でも宝石の相場に関して情報を集めることができるようになっていますし、近年は宝石の買取金額が上昇中ということもあって、専門の買取店が多く登場したことで価格競争が起こり、過去に比べて高値で売却が行えるようになりました。そのため過去に購入した宝石が自宅に眠っているという場合や、少しでも高値で買取りして欲しいと考えている方に向けて、高値で売れる宝石の特徴や正しい価値で買い取るお店の特徴について、分かりやすく紹介していきます。

宝石の買取金額が上昇中

まず現在宝石の買取金額が上昇中で、世界で宝石の需要が高まってきている理由は「宝石の枯渇」と「手堅い投資としての価値の高さ」の2つが挙げられます。まず1つ目の理由は、宝石自体は長い年月をかけて地球の内部で作られるものであり、ダイヤモンドなどは約1.5億年以上の年月を経て形となっています。

ジュエリーを身に着けるという文化は、現在から3,000年ほど前から存在し、透明度が高く美しいものほど高値で売れたことから世界中の鉱山から様々な種類の宝石が採掘されてきました。その結果あらゆる採掘場は掘り尽くされ、現在は世界規模で希少価値の高い宝石ほど枯渇している現状があります。

現在ジュエリーとして販売されている宝石の多くは、30~50年前に使用されていた指輪やネックレスといった様々なジュエリーに使用されていた宝石を再利用して販売されるケースも少なくないため、古いものでも十分に価値があると考えられています。

そして2つ目の理由は世界規模で良質な宝石が枯渇していることから、その価値に目をつけた世界中の投資家たちが現在以上に価値が上がってしまう前に、投資目的として購入しています。投資目的として購入するものには金や時計などもありますが、あえて宝石が選ばれている理由はメンテナンスが必要ないことにあります。さらに高値がつく宝石の種類や産地、品質などを抑えて購入することにより、手堅い投資が行えるメリットを持ちます。

宝石自体は丁寧に管理することで、バッグや洋服のように流行りによる価値が下がったり、品質が損なわれる心配がないので新品と中古の価格差が殆どないことも大きな強みで、日常的にジュエリーを楽しみながら投資目的で所持できる現物投資としても人気を集めています。

高値で売れる宝石と特徴

実際に買取店で、高値で売れる宝石の特徴としては、4大宝石であるダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイアが順に高い価値を持っているとされ、他にも希少価値の高い宝石としてアレキサンドライト・パライバトルマリン・タンザナイトなども高値がつく傾向にあります。

ダイヤモンド

宝石の中でも代表格となるダイヤモンドは地球上で最も硬い鉱物という特徴を持ち、採掘から加工まで手間と時間がかかることもあり他の宝石と比べて高値で取る引きされることが多いです。

ダイヤモンドは、カラット(重さ)・クラリティ(透明度)・カラー(色)・カット(形や仕上げ)の4Cと呼ばれる評価基準で価値が決まり、それぞれの評価が高く最も高値となる定番のラウンドブリリアントカットされたダイヤモンドが最も高額です。

エメラルド

ダイヤモンドの次に高い人気を誇るのがエメラルドであり、主にコロンビアやブラジル、ザンビアの鉱山で採掘されますが、その中でも最も質が高いのがコロンビア産とされ、他の産地で採れたエメラルドと比較してもインクルージョンが少なく、濃い色と透明度が魅力で希少価値が高く査定額が高くなります。

ルビー

ルビーは女性から人気の高い宝石の1つであり、主な産地はミャンマーやタイ、スリランカなどのアジア諸国であり、価値のあるルビーはビジョンブラッドと呼ばれる鳩の鮮血のように真っ赤で、透明感を持っているものは流通量が少ないことから高値で取引をされています。

サファイア

サファイアはブルーの宝石の代表格であり、ミャンマー産のものは熱処理を行わなくとも発色がよく、透明感があることが特徴で市場では高値で取引されており、中でもカシミール産は流通量の少なさから価値が高くなっています。

正しい価値で買い取るお店の特徴

これらの宝石の情報を踏まえて正しい価値で買い取るお店の特徴とは何かというと、宝石鑑定の資格を取得した査定士が在籍しているお店であることです。色のついている宝石などは貴金属やダイヤのように、レートや相場が予め決まっているわけではないため、宝石の価値がわかる査定士ではないと適切な値段を提示することは不可能です。宝石鑑定の資格で有名なのがGIAやFGAといった宝石学会が認定したもので、実際に有資格者が在籍していることは良い買取店選びの重要なポイントになります。

ルビー・サファイア・エメラルドを買取業者に高く売るには

不要になったルビー・サファイア・エメラルドの指輪だとしても高く売りたいですよね。金やプラチナの素材ごとに相場が異なりますが、査定を行う際に重視するポイントは一般的な宝石・ジュエリーを査定する際と同じ条件です。

付属品一式を揃える

ブランドジュエリーの付属品には専用箱と証明書があります。本来あるはずの付属品が揃っていないと高値が望めません。鑑別書も貰っているのであれば、より正確な査定が望めます。査定の際には一緒に見てもらいましょう。

複数の業者に査定をしてもらい金額を比較する

宝石・ジュエリーを売る際には必ず複数の業者に見てもらうようにしましょう。1社のみでは高いのか安いのかが分かりません。また、2~3社では相場が分かる程度です。理想は5社以上で比較です。5社以上の買取り価格を比較すれば相場の上限がイメージできます。時間と労力を費やしますが最も高い金額に辿り着くことができます。高く売りたい人は実行してみてください。

まとめて売る

長期でご使用されていないジュエリーがあればまとめて売却をしましょう。複数のジュエリーは、単品で売却をするよりも買取り交渉がしやすくなります。

資格保有者が在籍する店舗で見てもらう

買取り専門店には宝石の鑑定士が在籍する店舗が存在します。世界的な権威の一つであるGIA(米国宝石学会)G.G.が有名です。G.G.資格保有者なら適切な査定をしてくれます。損でもなく得でもなく、適正な査定を希望するのでしたら鑑定士の資格を保有する者に見てもらいましょう。

金額を比較するなら一括査定がおすすめ

複数の業者に見てもらいたいけど時間がない。そもそも近所に5件以上の買取り店がない。GIA(米国宝石学会)G.G.資格保有者が在籍する店舗がない…。そんな悩みを一気に解決できるのは一括査定です。一括査定サービスには自分自身で複数の業者と交渉を行うタイプと仲介業者が窓口になって交渉もお任せするタイプの2種類あり、どちらも無料で利用できます。

自分で交渉を行う一括査定サービス

売りたい商品を一括査定サイトに商品画像を登録すると買取り業者から連絡が入る仕組みです。一度の登録で多くの業者へ個人情報が行き渡る不安がありますが、登録から価格交渉までをご自身で行いますので商品知識と交渉力に自信がある方におすすめです。ただし、10社から20社ほどの業者から連絡が入るため何度も同じ説明をするため応対の煩わしさを感じる方もいらっしゃいます。また、実物を拝見しないと確実な金額が出せないデメリットがあります。そのため正確な買取り金額を知りたい場合には店舗へ出向くか買取り業者に自宅まで来てもらう必要があり、時間に余裕がない方には不向きかもしれません。

仲介業者が窓口一つで交渉を完結する一括査定サービス

売りたい商品を一括査定会社へ商品を持参または配送をして、買取り業者が実物をみて査定金額を算出する仕組みです。お客様がやり取りするのは窓口となる仲介役だけなので複数の業者と対応する煩わしさを感じることがなく、個人情報が業者へ行き渡る心配もありません。価格交渉も仲介役が行いますので商品知識と交渉力は一般の方と比較にならないくらい長けています。唯一のデメリットは、時間がかかることです。確実な金額を算出するために実物をみる必要があり、複数の業者が査定を終えるまで数日が必要です。そのため換金をお急ぎの方には不向きかもしれませんが交渉力に不安がる方や高額で売りたい人にはおすすめのサービスです。

一括査定おすすめ業者

店舗に資格保有者が在籍して一括査定サービスを受けているのが「査定の名人」です。

査定の名人にはGIA(米国宝石学会)G.G.資格保有者が在籍し、10社の買取業者と買取りの交渉も行います。宝石学のプロフェッショナルがお客様に代わって交渉しますので、買い叩かれたりする心配がありません。買取り業者の査定担当者よりも知識が豊富なのでとても安心できます。また、査定の名人では宝石全般およびブランドバッグと時計も扱っているのでまとめて依頼できます。配送料や査定手数料も無料でお客様のご負担は一切ありません。詳しくは「査定の名人ホームページ」をご覧ください。

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