ヴィンテージシャネルとは
ヴィンテージシャネルの定義は細かく決まっている訳ではありませんが、基本的には発売から20年以上経過しているものをヴィンテージシャネルと呼んでます。流行はグルグル回っていると言われることが多く、最近では80年代や90年代に流行したアイテムの人気が再燃してます。
ヴィンテージシャネルもお洒落なセレブやモデルの間で流行していて、流行に敏感な人達の間で争奪戦になることも珍しくありません。ヴィンテージシャネルは中古市場で人気が急上昇していて、貴重なものやレアなものはかなり高額になっています。状態が良いものはすぐに売れてしまうので、情報を定期的に仕入れないと欲しい商品に出会うことはできません。
ヴィンテージシャネルが注目される理由
基本的に新しいモデルが販売されると、それまで販売されていたものは古いモデルになります。古いモデルになると価値は下がっていくのが自然な流れなのですが、ヴィンテージシャネルは、最新のラインナップにはない独特な雰囲気やレトロなデザインがあるので高額で取引されることがあります。新しい商品には今までにない雰囲気があり、フレッシュさを感じることができますが、ヴィンテージシャネルのような重厚感や歴史を感じることはできません。
ヴィンテージシャネルの特徴を理解すると高額で取引される理由が分かるはずです。重厚感や歴史を求めている人が増えているので、ヴィンテージシャネルの買取相場も上昇傾向にあります。ヴィンテージシャネルの買取相場は、トレンドの変化やお洒落に敏感な人達の発信によって変動します。トレンドは毎年変わるので、去年まで人気がなかったモデルが今年になって急に人気が出ることもあります。人気が上昇すれば中古市場でも強気に攻めることができるので、中古品でも高値で取引されるようになります。お洒落に敏感な人達はSNSを使って情報収集していて、お洒落なセレブやモデルの持ち物を細かくチェックしています。お洒落なセレブやモデルが持っているものは注目度が集まりやすく、すぐに売切れてしまうという事態が起こります。どうしても欲しい人は売切れてしまった商品を中古市場で探します。そうなると中古市場の価格は高騰しがちになります。それがヴィンテージシャネルになると欲しい人はたくさんいますし、新品の取り扱いがないのでさらに注目度があがります。
ヴィンテージシャネルで人気があるのは?
最近人気が高まっているのはマトラッセショルダーバッグです。数年前までのマトラッセショルダーバッグは、流行遅れのシャネルと言われることもあり、中古市場でも高額になるケースは少なかったです。
しかしマトラッセショルダーバッグは人気が再燃しています。人気が再燃している理由はいくつかあります。まずはシャネルが大事にしている高級感やエレガントなデザインが再評価されている点です。高級感があるので自分自身の気分を高めることができますし、ステータスを感じることも可能です。エレガントなデザインなのでドレスにも合いますし、少し着飾ってお出かけしたい時にも最適です。
憧れのマトラッセショルダーバッグ
持つだけで気分が高揚するバッグは数少ないです。シャネルは自然と自信が溢れるバッグ作りをしているので、この点は時代が変わっても評価され続けています。シャネルは高級ブランドであり、デザイン性の高さも魅力です。素材にもこだわっているので耐久性が高く、大事に使えば一生使い続けることも可能です。
シャネルは昔から映画やドラマ、テレビや雑誌などで取り上げられることも多く、海外セレブや芸能人も数多く愛用しているブランドでもあります。海外セレブや芸能人に憧れる女性は非常に多く、ファッションやバッグを真似した女性もたくさんいます。
マトラッセショルダーバッグは、女性なら一度は憧れるバッグと言われていて、元々人気が高かった商品です。元々人気が高い商品であるマトラッセショルダーバッグですが、海外セレブや芸能人が取り上げることで人気は爆発しました。中古市場では10万〜20万くらいで取引されることが多いですが、保管状態が綺麗で使用感がなければ20万以上で取引されることもあります。傷やシミなどの使用感が見られると多少価格が下がることもありますが、それでも圧倒的な人気を誇るモデルなのでボロボロの状態でなければそれなりの金額が付きます。
マトラッセショルダーバッグの魅力はデザインだけではありません。実用的なサイズで機能性も抜群です。バッグは家に飾っておくだけではなく、持ち運ぶことで価値を発揮するものです。持ち運ぶということは実用的なサイズである必要がありますし、耐久性も高くないといけません。エレガントなデザインだけではバッグとしての機能は物足りないですが、ちょうど良いサイズ感を誇るシャネルのバッグは機能性が高いです。
ヴィンテージシャネルのメリットはたくさんありますが、値段が下がりにくいという点も魅力です。もしも飽きてしまったら高く売ることができますし、状態が良ければ購入時よりも高く売れることもあり得ます。
ヴィンテージシャネルの特徴
ヴィンテージシャネルと普通のシャネルの違いをご存知でしょうか。ここでは、ヴィンテージシャネルの特徴を紹介します。
20年~40年前の製品
ヴィンテージシャネルとは、20~40年前にシャネルで販売された製品の総称です。アンティーク風の雰囲気があるヴィンテージシャネルは、普通の中古シャネルとはひと味違う存在です。
また、これらの製品を取り扱う中古専門店では、マトラッセやキャビアスキン、フリンジチェーンのコレクション名で買取上限額を設定している場合もあります。そのため、品物によってはヴィンテージとしての価値が低くなる可能性があります。
特徴はココマーク
ヴィンテージシャネルの象徴ともいえるのが、大きなココマーク。一目でシャネルと分かるデザインです。近年では、ココマークが目立たないコレクションが増えましたが、ヴィンテージと呼ばれる製品には、特徴的なココマークの存在によって他ブランドとは異なる独特な存在でした。
そのようなヴィンテージシャネルの製品の中には、ココマークのイヤリングやブローチなどが多く、マークのサイズ感も製造年代によって異なるため高価買取につながる要素があります。
ゴールドカラー
多くのヴィンテージシャネルの製品は、煌びやかなゴールドカラーで仕上げられています。この頃に発売された製品には、ヴィンテージシャネルを象徴する黒のストラップにゴールドのチェーンを巻きつけたバッグがあり、高額で買取されやすいです。

シャネルのコレクション
シャネルのコレクションごとの特徴をご存知でしょうか。ベストセラーのコレクションには、ヴィンテージシャネルも含まれます。
マトラッセ
シャネルの中で多くの人が定番として挙げるのがマトラッセです。1929年に誕生し90年以上続くシャネルのアイコン的存在です。
ダイヤを模したキルティング加工が施され、モコモコとした様な独特なデザインになっています。
カンボン
カンボンは、2004年に登場した比較的新しいコレクションです。大きなシャネルのマークはインパクトがあり、一目見てそれと分かる存在感が人気で、近年では豊富なカラーバリエーションを展開しています。
スポーツ
2000年から登場したコレクション。スポーツ用の製品がラインナップされ、カジュアルなイメージで人気があります。革を使用しておらず、シャネルの製品の中では安価な価格設定です。
ニュートラベル
2001年に登場したニュートラベル。高級感のあるデザインでナイロン素材が使用されています。軽量のため大きくても持ち運びがしやすいです。
タイムレスクラシック
1955年に発売されたチェーンバッグ「2.55」が原型。クラシカルなデザインが印象的です。
ブリリアント
エナメル素材で2010年に発表されました。デザインはマトラッセとは異なり、光沢感があるダイヤ型のキルティングで、シャネルらしい落ち着きがあります。
エッセンシャル
仔牛を素材してショッパーをモチーフにしたとてもユニークなデザインです。程よいサイズのトートバッグで人気があります。
マドモアゼル
ユニセックスなデザインで幅広い年齢層に人気があります。素材は羊の革で、ステッチが縦に入っているのが特徴です。パッと見でシャネルと分かりにくいですが、シャネルのロゴのペンダントがチェーンストラップに付いています。
コココクーン
ナイロンを素材に使用し、キルティング加工がほどこされています。シャネル特有のモコモコとした丸みのあるデザインです。持ち手のハンドルにも綿が入っているのも特徴の一つです。
Vステッチ
マトラッセをはじめとして、様々なモデルに採用されているV字型のステッチが入っています。
チョコバー
四角型のキルティングが施された板チョコを模したデザインで、エナメル素材や羊革を使ったものもあります。
ボーイシャネル
ハンターが持つ弾丸爆薬用のバッグからインスピレーションを得た男性的なデザイン。クラシックチェーンバッグと比較するとマチが広めのバッグです。
ヴィンテージシャネルを査定する基準
ヴィンテージシャネルを売却することをお考えならば、買取業社が査定の際に注視する項目を知っておきましょう。
状態
黒ずみやファスナー不良、中ベタ等、使用感が強い場合は、買取後の再販時のメンテナンスに手間がかかる理由で査定ではネガティブ要素になります。
しかし、ヴィンテージシャネルは、その名の通りヴィンテージのため多少の損傷があっても査定がつくことがあります。
付属品の有無
ギャランティーカードや専用ボックス等の付属品が購入時に付いてくる製品は、付属品一式を揃えて査定に持っていきましょう。本体はもちろんのこと、付属品のコンディションが良いヴィンテージシャネルは高価買取につながりやすくなります。
目立つ傷や汚れがあるもの
ラグジュアリーブランドの製品は、修理をして長期で使用することを考えられています。革の傷は直すことはできませんが、色を塗り直す修理ができるものもあります。そのため、多少の傷や汚れであれば、修理をする事で綺麗になるので買取業者は査定をしてくれます。
原形をとどめないような場合は買取ができない可能性がありますが、角擦れ、シミ、擦れ、色落ち、メッキはげ、カビ等のような傷や汚れならば、売却できることが多いです。
高く売るなら一括査定がおすすめ
資格保有者が在籍して一括査定サービスを受けているのが「査定の名人」です。
査定の名人にはラグジュアリーブランドの店長経験者が在籍し、10社の買取業者と買取りの交渉を行います。プロフェッショナルがお客様に代わって交渉しますので、買い叩かれたりする心配がありません。
宝石全般および高級時計の一括査定も承っているので、まとめて依頼が可能。配送料や査定手数料も無料で、お客様のご負担は一切ありません。
その他の一括査定サイト
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