結婚指輪を売ると買取してもらえる?高く売る方法はあるのか?
いらなくなった結婚指輪は買い取ってもらえるのか
離婚などの理由で要らなくなった結婚指輪はどうされていますか。なんとなく手放せずに保管し続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。結婚指輪にはご自身のイニシャルや日付の刻印があるため買い取ってもらえないと思われがちですがそんな事はありません。では一体どんな結婚指輪なら買取りしてもらえるのか、そして高く売れるのか、買取り業者の目線で解説していきます。
結婚指輪を手放す理由
結婚にあわせて結婚指輪を買い揃えますが、購入に費やす金額は全国平均で25万円です。プラチナ製の人気が高く、女性用の指輪にはダイヤモンドをセッティングしたデザインも人気があります。
一方で、結婚した3組のうち1組が離婚をすると言われている今、結婚指輪が不要となった方々も一定の割合でいます。
2018年の司法統計によると、男女問わず性格が合わない(性格の不一致)が離婚理由の第一位です。
<男性>
1位:性格が合わない
2位:精神的に虐待する
3位:異性関係
4位:家族との折り合いが悪い
5位:性的不調和
<女性>
1位:性格が合わない
2位:生活費を渡さない
3位:精神的に虐待する
4位:暴力を振るう
5位:異性関係
参考:性別離婚申立ての動機別割合の推移(1975-2019)|司法統計
離婚後の結婚指輪
では、離婚が決まった後に不要となった結婚指輪はどう扱うのでしょうか。要らない結婚指輪を処分する方法として主に下記の選択肢が考えられます。
- 捨てる
- 配偶者へ返す
- リフォームして再利用する
- 買取り業者へ売却する
捨てるおよび配偶者へ返すは、手元に何も残りませんので気分的に清々するでしょう。リフォームは指輪の一部が手元に残りますので抵抗があるかもしれません。一方で買取り業者へ売却するのは、現金へ換金されるので最も効果的な処分方法だといえます。金・プラチナ製品の指輪は、素材自体に価値がありますので生活雑貨などと比較すると高い金額で売れます。
異なる素材とブランドで金額は変わる
結婚指輪を売る際、素材およびブランドによって買取り相場が異なります。近年では金とプラチナの重さが同じであっても金の方が高値で買取りされます。
ゴールド製品
結婚指輪で使用されているゴールドではK18が最も多く流通しています。近年ではK14やK18ホワイトゴールドの製品を結婚指輪として販売しているブランドがあります。売却の際には金の含有量が多いK18製品の方が高く売れます。
プラチナ製品
結婚指輪に使われているプラチナは主にはPT950、PT900、PT850があります。多くの方々が結婚指輪にプラチナ製を購入しています。指輪の内側にイニシャルや日付の刻印を入れていますが、買取り査定では重さが金額に反映されますので刻印があっても売却可能です。
ブランドの結婚指輪を売る
CartierやTIFFANY&Co.のような有名ブランドの結婚指輪はノンブランドと比較して高く売れます。ブランドのネームバリューやデザインは一目で判別できるものなので人気が高く再販売の需要があるからです。査定を依頼する際には箱や証明書も一緒に持って行くようにしましょう。
ダイヤモンド付きの結婚指輪を売る
女性用にはダイヤモンド付きの結婚指輪があります。ダイヤモンドは大きさに限らず金額が付きます。小さなメレダイヤには金額をつけない業者がいますが、理由が不明確であれば別の業者に買い取ってもらいましょう。
イニシャルの刻印が入った結婚指輪を売る
結婚指輪にはイニシャルや結婚記念日を打刻するのが通例です。そのような個人的な刻印が入ったままの指輪でも売却が可能なのです。ノンブランドの結婚指輪なら貴金属を再利用するための素材として買い取り、その素材を溶かしてジュエリーなどに再利用されます。人気の高いブランドの指輪なら刻印を消して再販売されることもあります。
買取り後に需要の見込みがある指輪
買い取り後に再販売をしても需要が見込める場合には指輪として査定をします。この条件に当てはまる指輪は、主に再販売をしても人気があるブランドジュエリーに多いです。ブランドジュエリーのメリットは素材以外の付加価値があり、デザインによって査定金額が異なります。
買取り後に需要の見込みがなさそうな指輪
買取り後に再販売をしても需要の見込みがなさそうな指輪は、素材として買い取ります。1グラムあたりの相場×重量で計算されます。プラチナや金は素材としての価値があるので、刻印があっても買い取れるのです。プラチナならプラチナ相場、金なら金相場があり、それぞれの品位によって相場が異なります。
結婚指輪を高く売るには
要らなくなった結婚指輪だとしても、少しでも高く売りたいですよね。素材によって相場が異なりますが、査定を行う際に確認をするポイントは同じです。
付属品一式を揃える
ジュエリーブランドの結婚指輪を購入すると、専用のボックスと購入証明書が付いてきます。買取の際でも付属品が一式揃っていれば若干の上積みが期待できます。査定の際には、一緒に持っていきましょう。
複数査定をして金額の比較をする
結婚指輪を売る際には、複数の業者に査定をしてもらいましょう。1店舗のみでは、妥当な金額なのか分かりません。また、2~3店舗では、なんとなく相場が見えてくる程度です。理想は5店舗以上での比較です。5店舗以上で買取り価格を比較すれば、相場の上限が想像できます。時間を費やしますが、最も高い金額で買取をしてくれる店舗が見えてきます。高く売りたい人は、ぜひ実行してみてください。
結婚指輪以外の物も売る
婚約中や結婚生活中に貰った物もまとめて売却をすると良いでしょう。結婚指輪を売却するだけではなく、他のジュエリーやブランドバッグ、時計などの不要品があれば、単品で売却をするよりも買取り交渉がしやすくなります。
鑑定・鑑別の資格保有者が在籍する店舗を選ぶ
宝石鑑定士が在籍する買取専門店が存在します。数ある資格の中でも世界的な権威の一つであるGIA(米国宝石学会)G.G.が有名です。G.G.資格保有者なら適正な評価をしてくれます。売却を失敗しないためにも鑑定士の資格保有者が在籍する店舗で見てもらいましょう。
比較するなら一括査定が便利
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店舗に資格保有者が在籍して一括査定サービスを受けているのが「査定の名人」です。
査定の名人には、GIA(米国宝石学会)G.G.資格保有者が在籍し、10社の買取業者と買取りの交渉も行います。宝石学のプロフェッショナルがお客様に代わって交渉しますので、買い叩かれたりする心配がありません。買取り業者の査定担当者よりも知識が豊富なのでとても安心できます。また、査定の名人では宝石全般およびブランドバッグと時計も扱っているのでまとめて依頼できます。宅配査定も承っており、配送料や査定手数料も無料でお客様のご負担は一切ありません。詳しくは「査定の名人ホームページ」をご覧ください。
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