世界レベルで人気がある一流ブランドのルイヴィトンを高く売るために知っておきたいこと

世界レベルで人気がある一流ブランドのルイヴィトンを高く売る

ブランド品と言えばルイヴィトンを思い浮かぶ人が多いでしょう。外出をすればルイヴィトンのバッグを見かけない日はないくらい人気があります。バッグだけでなく財布やキーケース等の革小物も一式ルイヴィトンで揃えている方も多いでしょう。それほどの人気を誇るルイヴィトン。新作が発売されれば使わなくなったバッグや革小物を売却して新作バッグへ買い替える方も多くいらっしゃいます。せっかく売却をするなら損をしないで売りたいし、出来る事なら高く売りたいですよね。

ルイヴィトンを高く売るための準備

ルイヴィトンのバッグが高く売れる要因にはいくつか条件があります。

高く売れるのは定番製品

ルイヴィトンに限らず中古品の買取価格は、小売りと同様に需要と供給の関係によって相場が決定します。中古市場で商品が飽和状態であれば、価値が下がるので高値で売るのは難しいでしょう。しかし、人気が安定している製品については常に需要があるので高値で売りやすいともいえます。

ルイヴィトンのコレクションでも例外ではなく、常に需要があるコレクションとしてモノグラムやダミエなどの定番製品があてはまります。需要があり一定の流通量があるため、同一モデルでも買取価格は安定しています。またモノグラム、ダミエ以外ではアンプラントやエピも評価が高いです。

高く売れるのは製造年が新しい方

基本的にブランドバッグは、同一品番でも古い製品よりも製造年が新しい方が高く売れます。稀に例外はありますが、廃盤になったモデルなど発売当時に人気があったとしても古い品番の製品では買取価格が低くなる傾向があります。革製品は、時計やジュエリーとは違って新品仕上げができません。そのため使用頻度と比例して劣化していくものです。またファッションの流行に影響されるのも特長です。

状態が良いものが高く売れる

バッグは、状態が良好なのか否かで買取価格が数千円~数万円の差が出ます。ご使用後に気を付けるべきなのが汚れと保管時の湿気です。ルイヴィトンのバッグには水気に強い特長がありますが、湿気はバッグの劣化を早めてしまいます。そもそも日本のような高温多湿な地域とは違い、湿気が少ないフランスが原産国です。保管時にはご使用をしなくても定期的に風通しの良い場所で陰干しにして置いておくなどをして湿気に気を付けてあげましょう。

高額で買取りをしてくれる買取店で査定をしてもらう

高額でバッグを売却をするのに最も重要なのがお店選びです。高級ブランド品に精通している査定士が在籍している買取店で依頼をするようにしましょう。取り扱い対象商材の幅が広い総合買取店やリサイクルショップの場合は、専門知識が高くない場合が多いです。また自店で買取のほか販売も行っている業者では、店舗の在庫状況によって買取価格が左右されます。品物が飽和状態だと相場より安くなる可能性があります。

高額査定が付きやすいラインはモノグラム

モノグラムは、ルイヴィトンの歴史そのものを背負っていると言っても過言ではないほど一目でブランドが分かります。歴史がある分、中古市場でも安定して需要があり高値で取引がされています。ブランドバッグの買取では、一目見てブランドが分かる物の方が再販時にも売りやすいです。誰が見てもルイヴィトンと分かるモノグラムは、定番コレクションの中でブランドイメージが特別です。1896年にモノグラムを発表してから、モノグラム・キャンバスやマルチカラー、ヴェルニなど広く展開してきました。近年ではSNSによりモノグラムの分かりやすさがアイコンとなり、時代とともにその存在感を増しています。

状態が悪いバッグの査定

買取金額を決める際の査定には幾つかのチェックポイントがあります。一般的には使い古したような状態の商品には査定額がつきません。しかし、状態によっては相場よりも安くなってしまいますが、ルイヴィトンのバッグはボロボロでも金額がつくことが殆どです。買取業者が査定をする際に検品ポイントを一部紹介します。

汚れと色焼け

手垢や汗汚れは特にバッグの持ち手でよく目立ちます。暗い色が多いルイヴィトンのバッグは、側面と底面の汚れは目立ちませんが水拭きすると汚れの付着がよく分かります。内布の汚れも見逃しません。筆記用具痕や化粧品の付着痕などをチェックします。また、使用していれば知らず知らずのうちに日焼けもしてしまいます。いずれも使用をしていれば仕方のない事なのかもしれませんが、売却をする際ではマイナスポイントにしかなりません。ご使用後に軽く湿らせた柔らかい布で汚れを落としたり、保管をする際には直射日光に当たらないように気をつけてください。

ベタつきと水濡れ跡

保管状態によっては、高温多湿な日本ではバッグ全体や内布にべたつきが生じます。雨や水滴痕でシミになることもあります。保管の際には、付属の布袋に入れて風通しの良い場所で保管し、素材の乾燥を防ぐためも箱に収納しての保管や熱源に近い場所での保管は避けましょう。

擦れと金具の変色

角擦れはバッグの底面と角によく見られます。また、金具部分には皮脂や汚れの堆積による変色が生じます。よく見るのはロゴの入った金具に緑色に変色したものがありますが、やはり査定のプラスにはなりませんが売却はできます。

臭い

革製品に染み付いた臭いは、なかなか消せません。特にタバコ臭や香水は臭いの中でも強めです。また査定を行う査定士は、カビの臭いにも敏感です。ご使用になられている際でも、ご自宅に帰宅後はクローゼットに中に置くなどをして臭いが付着しないように工夫をしてみることをお勧めします。

糸のほつれと型崩れ

買取業者はバッグ全体の型崩れを確認します。中に物を入れ過ぎてしまうと型崩れの原因となります。また、糸がほつれている場合もマイナスポイントです。縫製し直したい時はルイヴィトン正規店以外での修理は行わないでください。買取自体が出来ない可能性があります。

ルイヴィトンのバッグ・財布で高額査定を得るために知っておくことと

付属品一式もまとめて査定

ギャランティカードや外箱などの付属品は、購入してから使用することがありません。しかし、売却をする際には状態次第でプラス要素になることもあります。保存袋も綺麗な状態で保管をし、査定を依頼する際には、付属品も一緒に持っていくようにしましょう。

後で売ると安くなる

新しくバッグを購入すると、それまで使用していたバッグの活躍シーンはほぼゼロです。いつの日か使うと思いそれまで使用していたバッグを保管することを考えてしまうでしょう。しかし、使用せずに長期で保管をしていると、湿気によるべたつきや色褪せ、金具部分の錆びの原因となります。売却をする事を考えると良いことはありません。例えば年を越すと一年分古くなります。また流行りのバッグなら、早目に売却をするのが高価買取りのポイントです。

査定前に掃除をする

査定では汚れがあるとマイナスです。軽く濡れた柔らかい布で汚れを拭きとりましょう。ほこりや小さな紙くずの切れ端なども印象が悪いです。バッグの牛ポケットや四隅にほこりが溜まりやすいので、細かい箇所にも注意しましょう。

査定価格のひみつ

ルイヴィトンの人気モデルで新品の状態なら、おおよそ定価の70%~80%が買取価格の目安と言われています。また中古品は、状態次第で5%~60%の間に収まります。ショルダーのストラップが切れていたり、生地が破けていたりなどの状態が悪ければ数百円~数千円という可能性も否定できません。また、発売から20年~30年経過したものでも買取価格が0円にならないのもルイヴィトンを査定する際の特性です。

高値の付きやすいモデル

定番の中ではネヴァーフルとネオノエが人気で、中古市場でも需要が高いです。いずれもファッション性と実用性に優れていて使い勝手が良いことが共通しています。更に正規販売店で販売しているものと同程度の新品状態で、布袋や専用ボックス、パドロックの鍵などの付属品一式が揃っているとより高値で買取りしてくれます。

ルイヴィトンのバッグで高く売れるもの

中古市場で需要が高い、高額査定になりやすいコレクションを紹介します。

モノグラム

ルイヴィトンといえばブラウンカラーにLVと花モチーフのモノグラム柄を思い浮かぶでしょう。男性・女性ともに人気が高く、世界的に有名なブランドの中のアイコン的な存在です。一目みて誰もが認識できる認知度と素材の耐久性が高価買取に繋がります。特にモノグラムは旅行用ケースとして使われ始め、水濡れや擦れなどの傷にも強いです。一方でヌメ革がバッグなどのハンドル部分に使われていますが、ヌメ革は手垢や雨染み、日焼けに弱く、変色しがちです。買取を基準に考えた際にはマイナス評価となってしまいます。高く売ることを優先的に考えるのでしたら、普段からヌメ革の状態にも気をつける必要があります。

アンプラント

モノグラムの型押しで上質なカーフレザーが使われています。全体に染色され、モノグラムのデメリットにあるハンドル部分の変色も気になりません。

ダミエ

モノグラムと同様に一目みてそれと分かるものです。しかしモノグラムほど主張が強くなく、落ち着いた雰囲気で人気があります。モノグラムでは欠点だったバッグのハンドル部分には、濃いブラウンカラーでコーティングされた革が使用され、ヌメ革のダメージ具合いがそれほど気にならないようになりました。モノグラムと比較されがちですが、中古市場では需要が高いのでタイミングによっては相場以上の査定になる可能性を秘めています。

ダミエアズール

ダミエアズールはホワイトを基調としています。これまでのルイヴィトンにはない明るい色合いが特徴です。しかし汚れが目立ちやすい色でもあり素材的でもあります。中古品市場では人気の高い商材でもありますので日焼けやご使用による汚れが増す前に不要となったタイミングで早めの売却をする事をお勧めします。

エピ

イメージは、風に揺れる麦の穂です。パターンが型押しされ、カラーバリエーションがノグラム・ダミエに比べて広く展開されています。流行をしていた時期が1980年代から1990年代でした。特に当時にご使用されていた方々の中には、今の時代のように気軽に中古品を売却するような風潮がありません。そのような特性から、ご使用されずに自宅で保管されたままという方が多いようです。今では手に入りにくい廃盤カラーが存在し、入手困難な廃盤カラーの場合には想像以上の査定額がつくこともあります。エピは今でも定期的に新作が発表されています。ご自身の持ち物はもちろんですが、ご家族の方が使用せずに長期で保管をし続けているようでしたらお早めにお売りになられると良いでしょう。

ヴェルニ

1998年に登場したヴェルニは、カラーバリエーションが豊かなコレクションでエナメルの質感が特徴です。モノグラムと同様にバッグのハンドル部分に使われているヌメ革の手垢や焼け具合に気を付けましょう。購入時は白色をしているヌメ革ですが、光が当たり続けているだけで茶色く変色します。また、エナメル部分はべたつきやすく、新聞紙や雑誌などの印刷物などが接触していることで色移りを起こしやすい素材です。さらに傷も目立ちやすいです。べたついているので埃が付着しやすく、埃を硬い布やティッシュペーパーなどで拭き取ろうとすると擦り傷が残る場合があります。ご売却をお考えの場合は保管場所にも気を付けましょう。

ルイヴィトンのバッグを買取業者に高く売るには

不要になったバッグだとしても高く売りたいですよね。ルイヴィトンのバッグはコレクションごとに相場が異なりますが、買取業者が査定を行う際に重視するポイントはブランドバッグを査定する際と同じ条件です。必要が無くなってしまったものでも、とても思い入れがあるバッグ。少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。そんな時はしっかりと価値を評価してくれる買取店に査定をお願いしてみてはいかがでしょうか?

付属品一式を揃える

ブランドバッグの付属品には保存袋と証明書があります。本来あるはずの付属品が揃っていないと高値が望めません。箱も貰っているのであれば、より正確な査定が望めます。査定の際には一緒に見てもらいましょう。

複数の業者に査定をしてもらい金額を比較する

ルイヴィトンのバッグを売る際には必ず複数の業者に見てもらうようにしましょう。1社のみでは高いのか安いのかが分かりません。また、2~3社では相場が分かる程度です。理想は5社以上で比較です。5社以上の買取り価格を比較すれば相場の上限がイメージできます。時間と労力を費やしますが最も高い金額に辿り着くことができます。高く売りたい人は実行してみてください。

まとめて売る

長期でご使用されていないバッグや財布等の革小物などのルイヴィトンの製品があればまとめて売却をしましょう。複数のルイヴィトン製品は、単品で売却をするよりも買取り交渉がしやすくなります。

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