ルイヴィトンのモノグラムは時代遅れなの?
ブランドと言ったらルイヴィトンを思い浮かべる人が多いかと思われますが、近年こんなに有名ブランドなのに持っていると時代遅れやダサいといったことを耳にします。なぜ、そういった時代遅れやダサいと言われてしまうのか。
やはり、ルイヴィトンモノといえばグラムラインをイメージします。有名ブランドであることから多くの人が持っていること、それがダサいと思われる原因なのかもしれません。
しかし、モノグラムは100年以上も前に誕生し、今までに素材の変化やカラーバリエーションが増えるなどの進化を遂げて、現代の人々にも人気であることは事実です。書体やロゴのデザインが100年以上に渡り変更されず人気を博しているルイヴィトンのモノグラム。確かに100年以上前のデザインを持っていると時代遅れと言えるのかもしれませんが、ブランドとはそういうものなのです。他のブランドも含めて唯一無二のコレクションであるといえるでしょう。
モノグラムの歴史と進化
ルイヴィトンのモノグラムは、19世紀末に誕生し、ブランドのシンボルとして長い歴史を持っています。このクラシックなデザインは、時代を超えて愛されてきましたが、一部では「時代遅れ」と感じられることがあります。特に、ファッションのトレンドが急速に変化する現代において、新しいデザインやブランドが次々と登場する中で、モノグラムのクラシックなデザインが「古臭い」と見なされることもあります。
年齢層ごとのモノグラムに対する評価
モノグラムの評価は、年齢層によって大きく異なります。40代や50代の女性にとって、モノグラムは長い歴史とともに積み重ねられた品質の象徴であり、特別な存在です。この年代の女性は、ブランドの伝統や品質を重視し、モノグラムのデザインを通じてエレガンスを表現しています。一方で、若年層の中には、モノグラムを「古い」と感じる人もおり、トレンドを重視する傾向が見られます。
偽造品の問題とブランドイメージへの影響
モノグラムの「ダサい」といわれる原因の一つに、偽造品の存在が挙げられます。ルイヴィトンの人気ゆえに、モノグラムを模倣した偽造品が多く出回っており、これが一部の消費者にとってブランドの価値を損なっていると感じられることがあります。偽造品の氾濫により、モノグラムが「ありふれた」印象を与えてしまうことが、ブランドイメージに悪影響を及ぼしている可能性があります。
価値と耐久性:モノグラムのリセールバリュー
ルイヴィトンのモノグラムは、リセールバリューの高さでも知られています。中古市場では高値で取引されることが多く、特に限定モデルや人気シリーズはその価値が上昇傾向にあります。また、ルイヴィトンの製品は高い耐久性を持ち、適切なケアをすれば長く使用できることが、ファンの間で評価されています。このような品質の高さが、モノグラムが時代遅れと感じられる一方で、依然として支持され続ける理由の一つです。
古いルイヴィトンの買取相場が上昇
ブランド品の買取相場は、毎日のように変動します。特にコロナウイルスの流行によって贅沢品の販売数が減りましたが、2022年初頭には盛り返して中古品市場のルイヴィトン製品の相場も高騰しています。
2021年まで1万円くらいで売られていたルイヴィトンの中古品が、相場の高騰によっていつの間にか3万円以上で売られていることも珍しくはありません。
そもそも元々の需要が高くて相場が下がりにくいルイヴィトン。近年では、生産中止になった古い廃番製品にも相場が高騰し始めています。
トレンドの移り変わりとモノグラムの位置づけ
ファッション業界では常に新しいトレンドが生まれ、流行が変化しています。その中で、シンプルでモダンなデザインが人気を集める一方で、モノグラムのようなクラシックなデザインが「古く見える」と感じられることがあります。しかし、モノグラムは流行に左右されない普遍的なデザインであり、歴史と伝統を重んじる価値観が根強いファン層に支持されています。
やはり!!モノグラム・ダミエが一番人気
ルイヴィトンでは毎年多くの新作のラインが登場していますが、年齢を問わずに根強い人気を誇るのがモノグラムとダミエです。
限定ラインなどを除けば、買取相場が非常に高いのはこの二つのラインと言えます。特に古くなった製品ではモノグラムの買取り需要が多く、エピやヴェルニといった定番のラインも人気はありますが、古くなると劣化が目立ちやすい素材のため比較的劣化をしにくいモノグラムやダミエと比較をすると価値が下がってしまいます。
限定品の相場は高騰している
限定品モデルの製品は、定番製品が廃番になったもの以上に高値がつきやすい傾向があります。
モノグラムグラフィティ、モノグラムマルチカラー、モノグラムデニムは、人気の高いモノグラムをベースにしているため限定モデルの中でも人気があります。特に状態が良い製品は、中古品市場でも数が少ないため稀少価値が上がり相場が高騰しています、状態が良いと数十万円以上で売却できることもあり得るようです。
モノグラムは時代遅れではない
フランスを始めとするヨーロッパ諸国では、歴史を重んじる文化が根付いています。ルイヴィトンやエルメスなどのメゾンと呼ばれるブランドは、特にその傾向が強いです。その中でもモノグラムの柄は、形を変えずに今日まで愛されています。LVのロゴは、誰でも一目で見て分かるシンボルであり今後も変わらないでしょう。つまり、モノグラムは歴史を紡いで永遠に続くルイヴィトンの象徴であり、時代などを気にする必要のないものであるといえるでしょう。
ルイヴィトンのバッグを買取業者に高く売るには
不要になったバッグだとしても高く売りたいですよね。ルイヴィトンのバッグはコレクションごとに相場が異なりますが、買取業者が査定を行う際に重視するポイントはブランドバッグを査定する際と同じ条件です。必要が無くなってしまったものでも、とても思い入れがあるバッグ。少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。そんな時はしっかりと価値を評価してくれる買取店に査定をお願いしてみてはいかがでしょうか?
付属品一式を揃える
ブランドバッグの付属品には保存袋と証明書があります。本来あるはずの付属品が揃っていないと高値が望めません。箱も貰っているのであれば、より正確な査定が望めます。査定の際には一緒に見てもらいましょう。
複数の業者に査定をしてもらい金額を比較する
ルイヴィトンのバッグを売る際には必ず複数の業者に見てもらうようにしましょう。1社のみでは高いのか安いのかが分かりません。また、2~3社では相場が分かる程度です。理想は5社以上で比較です。5社以上の買取り価格を比較すれば相場の上限がイメージできます。時間と労力を費やしますが最も高い金額に辿り着くことができます。高く売りたい人は実行してみてください。
まとめて売る
長期でご使用されていないバッグや財布等の革小物などのルイヴィトンの製品があればまとめて売却をしましょう。複数のルイヴィトン製品は、単品で売却をするよりも買取り交渉がしやすくなります。
金額を比較するなら一括査定がおすすめ
複数の業者に見てもらいたいけど時間がない。そもそも近所に5件以上の買取り店がない…。そんな悩みを一気に解決できるのは一括査定です。一括査定サービスには自分自身で複数の業者と交渉を行うタイプと仲介業者が窓口になって交渉もお任せするタイプの2種類あり、どちらも無料で利用できます。
自分で交渉を行う一括査定サービス
売りたい商品を一括査定サイトに商品画像を登録すると買取り業者から連絡が入る仕組みです。一度の登録で多くの業者へ個人情報が行き渡る不安がありますが、登録から価格交渉までをご自身で行いますので商品知識と交渉力に自信がある方におすすめです。ただし、10社から20社ほどの業者から連絡が入るため何度も同じ説明をするため応対の煩わしさを感じる方もいらっしゃいます。また、実物を拝見しないと確実な金額が出せないデメリットがあります。そのため正確な買取り金額を知りたい場合には店舗へ出向くか買取り業者に自宅まで来てもらう必要があり、時間に余裕がない方には不向きかもしれません。
仲介業者が窓口一つで交渉を完結する一括査定サービス
売りたい商品を一括査定会社へ商品を持参または配送をして、買取り業者が実物をみて査定金額を算出する仕組みです。お客様がやり取りするのは窓口となる仲介役だけなので複数の業者と対応する煩わしさを感じることがなく、個人情報が業者へ行き渡る心配もありません。価格交渉も仲介役が行いますので商品知識と交渉力は一般の方と比較にならないくらい長けています。唯一のデメリットは、時間がかかることです。確実な金額を算出するために実物をみる必要があり、複数の業者が査定を終えるまで数日が必要です。そのため換金をお急ぎの方には不向きかもしれませんが交渉力に不安がる方や高額で売りたい人にはおすすめのサービスです。
一括査定おすすめ業者
店舗に資格保有者が在籍して一括査定サービスを受けているのが「査定の名人」です。
査定の名人にはラグジュアリーブランドの店長経験者が在籍し、10社の買取業者と買取りの交渉も行います。プロフェッショナルがお客様に代わって交渉しますので、買い叩かれたりする心配がありません。また、査定の名人では宝石全般および高級時計の一括査定も承っているのでまとめて依頼もできます。配送料や査定手数料も無料でお客様のご負担は一切ありません。詳しくは【査定の名人ホームページ】をご覧ください。
結論:モノグラムは本当に時代遅れなのか?
モノグラムが時代遅れと感じられる理由は、個々の価値観やトレンドの変化、そして偽造品の存在によるブランドイメージの影響が考えられます。しかし、ルイヴィトンのモノグラムは、その歴史と品質、そして普遍的なデザインが評価され、時代を超えて愛され続けています。ファッションのトレンドが移り変わる中で、モノグラムの価値が変わることはありません。結局のところ、モノグラムが時代遅れと感じるかどうかは個々の視点に依存しますが、その象徴的なデザインが持つ魅力は、今後も色褪せることなく続くでしょう。