オーデマピゲ・ロイヤルオークを正規店で買えるのか?
オーデマピゲ・ロイヤルオークとはラグスポ、いわゆるラグジュアリースポーツウォッチを代表する時計の1つで、1972年に誕生したモデルが始まりです。時計デザイナーのレジェンド、ジェラルドジェンタがデザインを行ったことから、従来の高級腕時計とは一線を画すものとして認められています。
正規店にて定価で買えるのか
この疑問に対する答えは残念ながらNOと言わざるを得ないです。そもそも人気が高過ぎてロイヤルオークの価格が上昇しているほどで、販売するなり購入希望者が殺到することから、予約を行うことすら困難です。つまり、どの正規店も入荷待ちの状況が続いたり、いつ入荷となるか分からない状況となっています。入荷予定のタイミングが分からないからこそ、約束できない予約は受け付けていないということです。
定価より高くなる理由
やはり需要と供給のバランスによるもので、欲しがる人に対して入荷数が圧倒的に少ないのが理由です。例えば250万円のモデルが500万円で流通していたりと、定価の倍のプレミア価格がついているモデルもあります。今後も価格が高騰する可能性は否定できませんし、出荷数が増えて需要が解消されない限りは、これからも現在と同じ状況が続くと思われます。しかしオーデマピゲはブランド価値を維持する為、出荷数を増やして需要に応える可能性は低いです。希少性がブランド価値を保つと考えているブランドなので、この可能性に期待するのは難しいでしょう。ただ、モデルによっては入荷数がやや多く、その分オーデマピゲの予約がしやすいといえます。
予約を受けてもらう
オーデマピゲの予約をするには、比較的予約しやすいモデルを選ぶか、根気良く予約を受け付けてもらえるようにする必要があります。ロレックスと比較すると、ロレックスは早いもの勝ちで販売を行い、パテックフィリップと比較すると顧客との付き合い、ブランドの貢献度で販売しています。その点、オーデマピゲは予約順に販売する方針ですから、予約さえ入れることができれば購入実現の可能性がグッっと高まります。ところが、その予約自体が実質的に止まっている状況なので、予約のタイミングを見逃さないように、常にアンテナを張っておくことが大事です。ステンレスモデルの予約は困難を極めますが、金無垢モデルは需要と供給のバランスが緩やかなので、予約のしやすさはこちらが上回ります。それでもオーデマピゲの予約が難しいモデルですから、一筋縄にはいかないのも確かです。予約の可能性を高めたり、購入のチャンスを手に入れたいのであれば、入荷予定情報の提供を受けたり優先的に予約を受け付けてもらえるようにすることが不可欠です。情報の提供や予約を優位に入れられるようにするには、店員さんとの距離を縮めるのが近道なのでしょう。具体的にはお店を利用して顔を覚えてもらい、話ができるように実績を作ることです。そしてお店の売り上げに貢献することで、常連として認めてもらい、予約実現の可能性を高めることが現実的だといえるでしょう。
ロイヤルオークの資産性
ロイヤルオークの資産性の高さは、定価に対して倍のプレミア価格がついていることから明白です。ロレックスと比較すると、ロレックスも資産性が高いといわれていますが、このロイヤルオークも負けていないです。流通量の少なさ、入手性の低さも相まって、プレミア価格は高止まりしている状況です。とはいえ、希少性はオーデマピゲが狙っているブランド価値ですから、狙い通りというのが実際のところです。高騰している価格については予想以上の可能性もありますが、いずれにしてもロイヤルオークはロレックスやパテックフィリップと比較しても引けを取らないです。入手性は絶望的に低いですが、定価であれば現実的に手が届く価格帯ですし、困難だとしても予約に挑戦する価値はあると考えられます。マイナーながらもモデルチェンジを続けていますが、基本的なデザインは今も変わらず完成度の高さを証明しています。ブランドの顔的な立ち位置を確立していますし、有名人や著名人が身につけているという価値もあります。それでいて実用的ですし、所有したり身につける喜びを味あわせてくれる時計です。ロレックスと比較すると、実用本位のデイトナと比べて負けていませんし、パテックフィリップと比較ではノーチラスのデザイナーが共通という嬉しい魅力があります。その為、苦労してでも手に入れる価値があるのは間違いなさそうです。
オーデマピゲの時計を高く売るために知っておきたいこと
買取業者が時計を買取する際、最初に見るのは、その時計のコンディションです。状態が悪いものは減額の対象で、汚れが目立つ、針が動かない、深い傷があるなど、ご自身でも目で確認できるものは分かりやすいです。
査定は、時計買取に強い業者へ依頼
時計を高く売るには、オーデマピゲに限らずですが、時計買取に強い業者へ依頼することが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。時計の買取では、専門的な知識が必要です。そうでないと適正な金額を出すことができません。損をしないためにも、時計本来の価値を見抜いてもらえる業者へ依頼をしましょう。
査定を依頼する際には、付属品も一緒に渡す
買取業者へ査定を依頼する際には、付属品も一緒に見てもらいましょう。専用の箱やブレスレットのコマ、保証書も査定時に出すことが大事です。保証書だけが唯一、正規販売店で扱ったことを証明できるものなのです。既に偽物が多く流通しているオーデマピゲの時計ですが、とても精巧に作られている偽物も存在するため、査定が困難な場合もあります。そのような場合、買取り業者は保証書で正規のルートで購入された品物なのかを確認します。保証書の有無で、買取り業者によっては、査定額に数万円から数十万円の差が生じる事例もあります。
稀にですが、保証書が無い理由で査定に応じない業者もいます。諸々の理由で保証書が無い場合は、事前に買取業者へ査定が可能かを確認をしておくことをお勧します。また、専用箱の存在も保証書ほどの差が生じるわけではないですが、数千円~1万円程度の差が生じる場合もあります。外したブレスレットのコマや時計の説明書は、専用箱に収められている事が殆どですので、事前に探して準備をしておきましょう。
査定金額を比較する
時間がないから複数の業者に見せられない。買取り店が近所に2店舗しかない…。そのような状況でも一度で解決できるのが一括査定です。一括査定サービスには大きく2種類あり、いずれも無料で利用できます。
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自分自身で複数の業者と交渉を行う一括査定
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