アレキサンドライトの石言葉

アレキサンドライトは帝政ロシア時代に発見された石の名称、皇太子アレクサンドル2世の名にちなんで名づけられたといわれています。昼の太陽の下では青緑色をしているけれども、夜になって白熱灯の下で見ると赤紫色に変化する変色効果を持つなどの特徴を持つ宝石です。アレキサンドライトは滅多に市場に出回ることがないので、宝石の中では最も高価といわれることも珍しくありません。

青緑色と赤紫色の変色工は、質の高いアレキサンドライトほど明確になるとされます。日中は青緑色の色合いになるので昼のエメラルド、夜は赤紫色に変色するので夜のルビーと呼ばれることもあるなど変色効果は他の宝石にはない魅力の一つといっても良いのではないでしょうか。

アレキサンドライトの意味

アレキサンドライトの意味ですが、皇太子アレクサンドル2世にちなんで名づけられたものであり、発見当初はエメラルドだと思われていたけれども、すぐに昼の太陽下では青緑色で夜になると赤紫に変色化を起こす他の宝石にはない性質があることが判明されたといいます。とても珍しい宝石などからも、当時のロシア皇帝のニコライ1世に献上されたとようですが、ロシア帝国皇帝に献上されたのが4月29日で、この日は皇太子アレクサンドル2世の12歳の誕生日などから、非常に珍しい宝石にアレキサンドライトの名が付けられたと言い伝えられているようです。

これとは別に、当時のロシア軍服の色が赤色と緑色の配色になっていたことからロシア国内の中で大きな注目を集めたなどの説もあるようです。なお、アレキサンドライトは6月の誕生石の一つに数えられています。

アレキサンドライトの硬度

アレキサンドライトの鉱物説明ですが、この宝石は微量に鉄やクロムなどの不純物が含まれているといいますが、モース硬度は8.5です。モース硬度とは、主に鉱物に対する硬さの尺度の1つで1~10までの整数値を考えるもので宝石の中でも最も硬いダイヤモンドのモース硬度が10、半貴石で幅広く使われているトパーズが8です。最も軟らかい鉱物の滑石のモース硬度は1です。

ちなみに、人間の爪は2.5でガラスが5.0,永久歯のエナメル質が6.0といいます。1975年は人工合成に成功して商業生産が行われるようになったものの、合成宝石自体に人気がないので生産量は僅かな量でコストも高くなるなどからも市場に出回ることはありません。主に、レーザー脱毛向けの医療レーザー装置に利用されています。

アレキサンドライトの産地

アレキサンドライトの産地は、スリランカ・ブラジル・ロシア・インド・タンザニア・マダガスカルなどです。ロシアのウラル山脈産のものには優れた変色効果があることからも、アレキサンドライトの希少性は非常に高く、滅多に市場に出回ることはないとされます。ブラジル産のものは、透明度や変色し絵など上質なものが稀ではあるけれども産出されることもり、暗緑色ではなく青みを帯びていて緑色に変色するものも希少性が非常に高く高価な値段が付くようです。一方、スリランカ産は大きな石の産出はあるけれども色の変化などを含め品質が良いものが少ないなど、産地で大きく価値が変わることが分かります。

アレキサンドライトの宝石言葉

アレキサンドライトは、ロシアの中では皇帝の宝石と呼ばれているのですが、宝石言葉に秘められる意味には何があるのか気になる人も多いのではないでしょうか。ロシアの軍服の色は赤と緑の2色であり、アレキサンドライトが持つ2つの色合いは特別な存在になっていて、自分自身を守る護石としての意味もありました。危険を察知して身を守ってくれる石、このような意味からも当時の軍人などは身に付けている人が多かったそうです。宝石言葉に秘められる意味には、高貴・誕生・光栄・出発などがあるようですが、2面性(昼と夜で異なる色に変化する性質)を持つことからふたご座の守護石などの意味もあるようです。

アレキサンドライトの希少性

アレキサンドライトは、昼のエメラルドに夜のルビーといった2面性があるわけですが、これは昼と夜では全く異なる表情を見せる魅力にもなる部分です。変色効果が明確なものほど質が高く高価なものになりますが、2つの色により魅力が変化するなどもアレキサンドライトを所有する醍醐味の一つです。太陽下ではエメラルドのような青緑色、奥行きを感じさせてくれる深みを持つ色合いは媚びない澄んだ美しさや華麗さや気品がある表情を持ちます。夜のルビーでは、赤紫色に変化してくれる情熱を感じさせてくれるカラーであり妖艶で大人の色香を感じさせると同時に気品をしっかりアピールする色合いは多くの人々を魅力するものです。

結婚45年目の「金緑婚式」

アレキサンドライトは、結婚45年目の「金緑婚式」にも最適な宝石です。結婚記念日は迎える年数により色々な呼び名が付いていますが、結婚25年目は銀婚式で50年目は金婚式です。これ以外の記念日にもそれぞれ名称が付いているわけですが、結婚記念日にはそれぞれ結婚記念石も存在しており、結婚45年目の「金緑婚式」の結婚記念石がアレキサンドライトです。6月の誕生石でもあり45年目を迎えたときに結婚式が6月だったり、いずれかが6月生まれなどの場合は、誕生日と結婚記念日の両者を同時にお祝いすることもできるメリットもあるのではないでしょうか。

アレキサンドライトを買取業者に高く売るには

不要になったアレキサンドライトの指輪だとしても高く売りたいですよね。金やプラチナの素材ごとに相場が異なりますが、査定を行う際に重視するポイントは一般的な宝石・ジュエリーを査定する際と同じ条件です。

付属品一式を揃える

ブランドジュエリーの付属品には専用箱と証明書があります。本来あるはずの付属品が揃っていないと高値が望めません。鑑別書も貰っているのであれば、より正確な査定が望めます。査定の際には一緒に見てもらいましょう。

複数の業者に査定をしてもらい金額を比較する

宝石・ジュエリーを売る際には必ず複数の業者に見てもらうようにしましょう。1社のみでは高いのか安いのかが分かりません。また、2~3社では相場が分かる程度です。理想は5社以上で比較です。5社以上の買取り価格を比較すれば相場の上限がイメージできます。時間と労力を費やしますが最も高い金額に辿り着くことができます。高く売りたい人は実行してみてください。

まとめて売る

長期でご使用されていないジュエリーがあればまとめて売却をしましょう。複数のジュエリーは、単品で売却をするよりも買取り交渉がしやすくなります。

資格保有者が在籍する店舗で見てもらう

買取り専門店には宝石の鑑定士が在籍する店舗が存在します。世界的な権威の一つであるGIA(米国宝石学会)G.G.が有名です。G.G.資格保有者なら適切な査定をしてくれます。損でもなく得でもなく、適正な査定を希望するのでしたら鑑定士の資格を保有する者に見てもらいましょう。

金額を比較するなら一括査定がおすすめ

複数の業者に見てもらいたいけど時間がない。そもそも近所に5件以上の買取り店がない。GIA(米国宝石学会)G.G.資格保有者が在籍する店舗がない…。そんな悩みを一気に解決できるのは一括査定です。一括査定サービスには自分自身で複数の業者と交渉を行うタイプと仲介業者が窓口になって交渉もお任せするタイプの2種類あり、どちらも無料で利用できます。

自分で交渉を行う一括査定サービス

売りたい商品を一括査定サイトに商品画像を登録すると買取り業者から連絡が入る仕組みです。一度の登録で多くの業者へ個人情報が行き渡る不安がありますが、登録から価格交渉までをご自身で行いますので商品知識と交渉力に自信がある方におすすめです。ただし、10社から20社ほどの業者から連絡が入るため何度も同じ説明をするため応対の煩わしさを感じる方もいらっしゃいます。また、実物を拝見しないと確実な金額が出せないデメリットがあります。そのため正確な買取り金額を知りたい場合には店舗へ出向くか買取り業者に自宅まで来てもらう必要があり、時間に余裕がない方には不向きかもしれません。

仲介業者が窓口一つで交渉を完結する一括査定サービス

売りたい商品を一括査定会社へ商品を持参または配送をして、買取り業者が実物をみて査定金額を算出する仕組みです。お客様がやり取りするのは窓口となる仲介役だけなので複数の業者と対応する煩わしさを感じることがなく、個人情報が業者へ行き渡る心配もありません。価格交渉も仲介役が行いますので商品知識と交渉力は一般の方と比較にならないくらい長けています。唯一のデメリットは、時間がかかることです。確実な金額を算出するために実物をみる必要があり、複数の業者が査定を終えるまで数日が必要です。そのため換金をお急ぎの方には不向きかもしれませんが交渉力に不安がる方や高額で売りたい人にはおすすめのサービスです。

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査定の名人にはGIA(米国宝石学会)G.G.資格保有者が在籍し、10社の買取業者と買取りの交渉も行います。宝石学のプロフェッショナルがお客様に代わって交渉しますので、買い叩かれたりする心配がありません。買取り業者の査定担当者よりも知識が豊富なのでとても安心できます。また、査定の名人では宝石全般およびブランドバッグと時計も扱っているのでまとめて依頼できます。配送料や査定手数料も無料でお客様のご負担は一切ありません。詳しくは「査定の名人ホームページ」をご覧ください。

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